1/1000ヤマト2号艦建艦記録その15・塗っていると楽しいが…… 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

「塗っていると楽しいよ。ついつい多めに塗ってしまう」

「それで?」

「色が十分にはっきり出ていない箇所が多いので、同じ色を二度塗りしようかと思っている箇所もある。実は買ったばかりの塗料は薄すぎ、放置した塗料は濃すぎの傾向があって悩ましい。ダークグレイは、実は2瓶を使い分けている。1つは買ったばかりで薄すぎ。もう1つはやや濃すぎ」

「そこまで行くとマニアック過ぎ」

「適切な濃度を維持するにはどうすれば良いのか。それは今後の課題だな」

「ひ～」

悩ましのヴァンシップ §

「ハセガワのLAST EXILEのヴァンシップの模型。特にLAST EXILEファンというわけでもないし、あまり関係ないかと思っていたのだけど」

「けど?」

「実は元ネタを知らない模型を造るのは自分としては当たり前であることに気づいた」

「えー」

「どんなキャラが全く知らないガレキを造ることも珍しくない」

「それで?」

「そういう意味で、好きなようにアレンジしながら組むことを前提に見てみると、1つ面白いことに気づいた」

「それはなんだい?」

「ヴァンシップやヴェスパはコクピットがむき出して、搭乗者がよく見えるのだ。しかし全体的に小さめで、特に横幅が狭い」

「それってどういうこと?」

「フィギュアに絡ませやすいデザインということだ」

「メカよりフィギュア?」

「そうそう。人がいればドラマになるの。メカだけだとドラマになりにくいの。だからメカもできるだけ人の息吹を意識して組むわけ」

「そんなものなの?」

「特にヴァンシップよりもヴェスパだね。メカとしてはとても小さい。人と絡ませやすい」

「なるほど」

「そう思ったのだけど、縮尺1/72なんだよね」

「いくらフィギュアと絡ませやすくても、フィギュアが小さすぎるスケールだよ!」

「ちちち。ヴェスパも小さすぎるんだよ。検索したらヴェスパ…全長：約44mm、全幅：約20mmって書いてあった」

「どれぐらいのサイズがいいと思う?」

「具体的なサイズを書いちゃうと本当に買うと思われるから駄目」

「買わないのかよ」

「積んでおくだけのキットなら新規に買わない。そう決めた」

「造ればいいじゃんか」

「もし、今のヤマトが完成した後なら検討する」

「いくらフィギュアと絡ませやすくても、フィギュアが小さすぎるスケールだよ!」

「ちなみに、Nゲージモデラーは1/150のフィギュアすら扱うぞ」

「ひ～」

「ちなみに、艦船モデラーなら1/350のフィギュアも扱うぞ。っていうか、既に辛うじて人に見える程度だけどな」

「ひ～」

「そういう世界からすれば、1/72で泣き言を言うなと怒られそうだ」

「それはそれで行きすぎだよ!」